袴のたたみ方が…
私の兄弟子にあたります、神楽、上楽、福楽改め円福、楽花生改め楽生、花楽京改め楽京の各師匠方が笑点で真打ち昇進披露口上の収録をしてきました、口上には楽生、楽京の師匠であるブラック団の団長、楽太郎師匠と我が円楽一門会長の鳳楽師匠、司会は好楽師匠でなんと今回は久しぶりにに笑点に出演の私の師匠である円楽が登場!!会場のお客さんも知らなかったし私も知りませんでした、軽い気持ちで収録に行ったのに師匠の思いがけない登場に一気に緊張!やっぱり師匠もスタッフがたくさんいる所だと嬉しいのか普段にも増して饒舌で取り巻いてる私達も嬉しかったです、口上ではみなさんそれぞれ工夫した挨拶をしてましたがやっぱりあの方がやってくれました、我らの愛すべき上楽師匠(ジョニー)が落語家らしくない噛みよう!詳しくは3月2日の放送をご覧ください、収録終了後に会場のお客さんだけに師匠から小咄のサービスもあり大盛り上がりでした、その後師匠の着替えの為楽屋に入り袴をたたもうとしたら久しぶりだったのでたたみ方を忘れて冷や汗が…自分の袴なら適当にやりますが師匠の袴は特別に緊張しますね、というのも入門して始めに袴をたた
んだ時に大失敗してしまいそれからトラウマが…あれは師匠に付いて二回目の地方公演の長野県の北野文芸座での楽屋でした、メンバーは師匠円楽と小遊三師匠と前座の私の三人で長野からの最終の新幹線に間に合わせないといけないのでウロウロしていたら小遊三師匠が「丸めて入れて後でたためば?」というので本当に丸めて入れました、がしかし!新幹線にギリギリ間に合ってホッとしたら袴の事をすっかり忘れてそのまま師匠が帰ってしまいましだそうです、ちゃんとたたまないままになってるんです!幸いに次の仕事の時シワが出来てなかったので安心しましたがもしかしたら師匠かおカミさんが後でたたんだのかも…その時の思い出があって師匠の袴には特別な緊張があるんです、だから今回は慎重に慎重にたたみました、その後風呂敷にくるんでカバンに入れましたがなんと師匠がその風呂敷を開けて着物のチェックをするではありませんか!!もしかしてあの時の事を覚えていたのか!と思いましたが結び目を直しただけで中身までは見ませんでした、なんともイヤな汗をかきました、その後師匠はマッサージに行きましたが後ろ姿はとても嬉しそうでした、自宅でゆっ
くりしてるのも体にはいいでしょうがたまにはマスコミに出ておしゃべりするのもいいと思います、来年の私の時も出てくれないかな?
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